松郷庵甚五郎

車がきっかけ知り合った Makorin さんのブログに

甚五郎。。。

なんてのがありました。
で、気になって色々調べると、どうやら所沢が大元らしい。
更に調べると、同僚が近所に住んでいて、味も良いと言う事で行ってきました。

食べたのは同僚から薦められたごぼう

あと、湯葉の天ぷら

うどんはきしめんと普通の麺との中間位ですかね。
腰はしっかりしてますが、細さ故か、のびるのがちょっと早いかも。と言っても、若干腰が弱くなる程度です。
あと、個人的には、つけ汁が薄いのがマイナス点です。

藪そばのように、濃い汁をちょっとつけて食べるのが好きなんですよ。その方がそば湯も楽しめるし。

うどんの為だけにもう一度行こうとは思いませんが、そばは気になるメニューがいくつかあったので、再度行ってみたいと思います。

お店の裏ではそばの花が満開でした。

結局みんなが欲しいのは低価格ノート

UMPC やらネットモバイルやら呼び方も色々な、ASUS の Eee PC で火が点いた低価格のノート PC。今や普通のノート PC 市場を食い荒らすので、大手も仕方なくシフトしている模様。

しかし、UMPC の名の通り、本来は Ultra Mobile な物になるはずだったのが、メーカーによっては「重すぎじゃん?」としか思えないモデルも出て来てる。
HP の製品は予約だけで凄い数になっていたようだけど、あのモデルこそ UMPC から最も「遠い」はずなのに馬鹿売れしてしまう。結局、みんなが欲しいのは本当のモバイルではなく、低価格 PC なのねと。ユーザーの底辺を広げる意味では良いだろうけど、メーカーは自分の首締めているようにしか見えない。

どうせ性能は望めないのだから 800g 以下 + シリコンディスクってのが個人的には欲しい形態。それこそ容量の小さいフォトビューワ代わりに使える位が一番良いと思うのだけど。

レジ袋はCO2だけが問題じゃないのよ

いつも見ている日経BPオンラインに

なんとなく気持ちが悪い“エコ絶賛”の世論に物申す

なんて記事がありました。
これ自体は、同じく日経BPオンラインの日刊新書レビュー

ねえ、消費を減らさないで「エコ」ってできるの?〜『偽善エコロジー』

について書いているもので、最近のエコに関するメディアの「エゴ」について書いています。賛同できる部分もあれば賛同出来ない部分もあります。

一つ目ですが、レジ袋の問題は温暖化だけでは無い事。動物が餌と間違えて食べてしまった写真を見た事ありますか? つまり、自然に帰らないゴミを生成している事が問題なんです。ゴミを捨てるのに使うからというのも理由としては正当ですが、結局は正しく処理されないゴミが増えるだけです。

石油を全く使わなくするとか、燃やすのを0にするのは所詮無理なんですから、自然に優しい手段を取れば良いんですよ。昔みたいに紙袋にすれば、自然により優しくなれるでしょう。

二つ目は石油成分の余った分があるから全体を減らさなければ効果が無いという点ですが、これはある視点では正解ですが、違う見方をすると余ってるから使おうという免罪符的な臭いがする事です。余ると何が困るのでしょうか。「余るから」に合わせるのではなく、ポリ袋の生産量を減らしても「余りが出ない」方向に持って行くべきですよね。

お箸の話も同じだと思いますよ。そもそも切りすぎなんですよ。アマゾンの森林が森林ではなくなる日は近いですよね。どうしても割り箸が欲しければ、割り箸用の木を成長させる所から始めるべきですね。さらに言えば、その労力を森林維持に回した方が良いです。希少動物の保護にだって大いに役立ちます。

三つ目はペットボトルのリサイクルの点ですが、リサイクルされてない面で言えば賛同できますが、そもそもペットボトル自体を止めれば良いのです。これはコメントにも書かれていましたが瓶に戻せば良いんですよ。私も以前は出来るだけ瓶や缶を購入するようにしてましたが、最近はそれ自体が難しくなってきてますよね。もう、全部量り売りにしてくれればペットボトルなんか要らないのにと思っています。

四つ目はダイオキシン狂牛病が危なくないと書いている事ですね。これに関しては本を読まないと何とも言えませんが、狂牛病が危なくないとは何を根拠にしているのでしょうかね。科学的裏付けが無いとしたら無責任ですね。

最後は CO2 の排出率です。欧米とアメリカだけで 57% で、日本が -6% を達成しても世界全体で見れば 0.3% 減にしかならないと言っていますが、人口比で 50 分の 1 強の日本が 20 分の 1 を排出しているのです。つまり、先進国の「エゴ」である事には変わらないのです。それに「欧米が...」なんて言い始めたら、中国やインドと同じですよ。結局、みんな「あいつより少ない」となすり合うだけですよね。
まずは先進国として見本にならなければ駄目なんですよ。全てが手遅れになる前にね...

ロイターさん、バイアスかけ過ぎです!

ロイター通信のサイトにある、ロイター・オンライン調査にこんな質問がありました。

環境問題の「切り札」と期待されるバイオ燃料が、世界的な食料価格高騰の一因になっていると指摘されています。いま優先させるべきは、どっち?
・環境問題
・食料問題

ロイター通信が、こんな酷い設問をするとは驚いた。明らかに、回答者を誘導している!
まず、関連記事がバイオ燃料用のとうもろこしへの転換で色々な農作物が減って高騰していると。
そして、質問の回答が、バイオ燃料の生産の有無ではなく
環境と食料の比較にすり替わっている!!!

重要な事は、バイオ燃料は環境問題ではなく、対策の一環でしか無いこと。更に言えば、エタノールはコスト的にも CO2 的にもガソリンより劣る事は既に知られていて、今はマネーゲームでしか無い。
例え、トウモロコシの生産をやめて以前のように戻したとしても、自然環境は改善しない。自然環境が改善しなければ、最後は農作物自体が作れなくなってしまう。現実問題として、世界各地の砂漠化が進んでいる以上、無視出来ない問題でしょ。

環境と食料は共に重大な問題である事には間違いないけれど、それをエタノールの問題とすり替える事は許せない。

日本の底の浅さ

SUPER AGURI が HONDA が満足するスポンサーを捕まえられずに F1 撤退となりましたね。
ここに、日本の底の浅さが見えます。
日本人が大好きな
「純国産」
でありながら、それを支えられるだけの資金力を持つグローバルカンパニーが日本に無いって事ですよね。
極端な事を言えばつまり、資金力はあったとしても、日本でのみビジネスを展開している会社と、グローバルカンパニーだけど、資金力が無い(資金はあっても広報/PRには回せない)会社しか無いって事ですよね。

多分、他の国から見れば凄く不思議でしょうね。自国のチームを誰も応援しないんですからね。
まぁ、経済力も世界2位の座からとっくに転げ落ちているし、今後、上位に行く事もなさそうですから、仕方ないんでしょうかねぇ...

TOSHIBAHD DVD で失った世界でのブランド力を、SUPER AGURI のメインスポンサーになる事で勝ち取る位の気合いと金は無いのかな。

私は SUPER AGURI F1 のファンではありませぬ。佐藤琢磨は好きですけどね。

プロフェッショナルドライバー

もう、既にあちらこちらで書かれていますが、タイヤ脱落事故で亡くなった関谷定男さんは、真のプロフェッショナルドライバーと呼ぶに相応しい人だと思います。もう、言葉では表現しきれないほどの感動ですね。本当に目頭が熱くなる話です。

名阪近鉄バスの Web サイトには何も出ていないのですが、普通に考えれば大事故になるような事故を防いだという意味では、会社として称えるべき人なのではないでしょうか。
人命救助の観点でも警察が表彰してもおかしくありません。

表彰しても称えても関谷さんは生き返りませんが、だからと言って何もしないのもおかしいですね。大いに称えられるべきです。

日本は、「なぁなぁ」な部分をもう少し減らして、良い悪いの区別を付けるべきです。
特に「酒気帯び」については、更なる厳罰化を望みます。

関谷さんの話は「どんぐりの背比べ」さんで綺麗にまとまっていたのでトラックバックさせていただきました。

不都合な真実

まぁ、今更何を言っているんだと言われそうですが、「不都合な真実」は映画として、ドキュメンタリーとして、そして近未来から観た現代の「人間のおろかさ」(CO2削減できなかった場合)または「人間の賢さ」(解決出来た場合)を証明したものになりえます。

最近、科学雑誌ニュートンの別冊で温暖化に関する物が発売になり私も購入したのですが、ゴア元副大統領(幻の大統領)の説明や説得力は、分かりやすさが売り物のニュートンさえも上回りますね。そして、彼の素晴らしい所はゼロサムではなく、現代の経済との共存の可能性を説いています。ただ、それもシベリアの永久凍土やグリーンランドの氷が無くなる前でなければ間に合いません。特にシベリアの永久凍土に封じ込められているメタンとCO2が排出されたら地球の生物絶滅へのカウントダウン開始となります。

彼が温暖化について運動を始めたのは大統領選の後からだと思っていたら、大学生の時から既に活動を始めていて、下院、上院でも国を動かそうと頑張っていたのですね。インターネットの拡充を国の政策として強く推進したのも彼だった事を考えると、つくづくアメリカ国民はリーダーの選択を誤ったと思います。ただ、アメリカ国民も戦争マニアのブッシュとは違い、市レベルで京都議定書に批准している事が救いですね。ブッシュは裸の王様ですね。

最近、Earth(アース)という映画では「やんわり」と温暖化の危険を訴えていますが、もしEarthを観て少しでも温暖化が気になるようであれば、是非この映画を観て欲しいと思います。

機会があれば彼の "Slide show" を生で見たいですね。