無線LANが不安定(遅い、切れる、繋がらない)な時の対応策

いつからか、MacSnow Leopard)と無線LANのアクセスポイント(NEC Aterm WR8300N)の接続が極めて不安定になった。きっかけはOS Xのアップデートだと思うが、いつからかは分からない。

症状は、

  • ステルスモードのSSIDに繋がらない
  • 正しいパスワードを入力しているのに、間違っていると言われる
  • Connection Timeoutになる
  • 最初は快調だが、しばらくすると遅くなる
  • pingを実行するとRequest Timeoutが多発する

ややこしいのは、Windowsでは問題無い事。
で、海外でも似たような事象が多い。解決策としていくつかあるうち、ネットワーク設定を作り直すというのがあったし、日本でも

Macで無線LANが遅い問題を解消する方法

とか、大人気。
これって、Windowsで言う所のプロファイルのようなもので、私も有線だけの設定と無線だけの設定を作ったりしたけど、効果無し。

で、結局のところ、Atermの「無線動作モード」ってのを[自動]から[標準(2.4GHz)]に変更する事で解消した。
じゃあ、これが何をしているかと言うと、ヘルプを見てもよく分からず。

無線LANの動作モードを設定します。「自動」/「標準(2.4GHz)」から選択します。「自動」はオートチャネルによる自動設定が可能なモードです。「標準(2.4GHz)」は11n に加え、既存の11b/11gからの通信が可能なモードです。プライマリSSID/セカンダリSSIDで共通の設定となります。

取説にも記述は無い。このモデルは11aには対応していないから、2.4GHzしか使っていないし、標準だって11b/11gを確認してくれるなら自動なんじゃないの?と思うけど、いずれにしてもこれで動作してる。

このモードにするとチャンネルが選択可能になるけど、デュアルモードを有効にしていると、何を選択しても7チャンネルに戻される。

無線LANで使用するチャネルを選択します。無線動作モードを「標準(2.4GHz)」に設定した場合に有効になります。複数のアクセスポイントが設置されている環境など電波干渉がある場合には、使用する無線チャネル番号を変更してください。またデュアルチャネル機能を利用する場合には、選択可能チャネルは、デュアルチャネルで指定可能なチャネルに変更されます。プライマリSSID/セカンダリSSIDで共通の設定となります。

海外では1/6/11の何れかチャンネルを使えなんてアドバイスがあったし、無線LANのチャンネル変更は昔から定番ではあるけど、デュアルモードの時は関係なさそう。