電源ご臨終

ここの所、PCの調子が悪くて困っていた。何の前触れも無く、電源が突然切れてしまう。引っ越した直後からおかしくなったので、当初は接触不良と考え、CPU、クーラー、メモリー、その他、接触不良が疑われるところは一通り取り外して確認したのだが、問題は見つからないし、電源はあいも変わらず死んでいた。
また、熱暴走も疑ったのだが、BIOSの温度計は正常な温度を示している。次に、コンセント周りも疑ったのだが、どこで試しても変わらず。
次に試したのが memtest86。これが、ある意味、ビンゴだった。512MのDIMMを2枚刺しているのだが、これを1枚にしてテストしていると、問題が発生しない。ところが、2枚にすると1回もテストを終了する事無く、電源が切れてしまう。どちらのメモリで実行しても同じなので、「マザーボードが終わりかけてる」と思い、「しょうがないから、新しいベアボーンでも買おうか」と物色しがてら、メモリー1枚でテストを流しっぱなしにしていると、1時間たったあたりで死んでしまった...「くぅ、また一から調べなおしか? もう面倒だから新しいのいいや」と思いつつも原因がはっきりしないのが嫌なので、電源を変えてみることにした。使っていた電源はアルミケースで有名なソルダムの製品である。もちろん、ベアボーンソルダム(マザーボードはAOpen)である。で、この外付けを外し、元の内蔵型の電源に戻してみた。すると、2枚挿しであっても、memtest86のテストは延々と実行できるようになった。念の為に、外付けの電源に戻すとイチコロである。
やっと解決である。今回は、この電源騒ぎでいくつかファイルの損傷もあった。バックアップもそれなりに行っているのだが、今後は本体の影響を受けないようにLAN対応ディスク(中身はlinuxが動いているやつ)を購入。あとは、ディスクの整理をすれば、また快適な環境が復活と思ったら、今度はキーボードの調子が悪くなってきた。う〜ん、次から次へと...