iPod nano < Nomad

8月に自分の不注意から Nomad を失って以来音楽無しの通勤だったが、10月の半ばに無事 iPod nano をゲット。
で、最初の1週間はオークションで売っ払う事を真剣に考えた。使い始めてかれこれ1ヶ月たって何とか馴れたが、個人的には Nomad の方が音が良かったと思う。違う表現があるとすれば「午後のこーだ」と Nomad の相性が良かったのだろう。気に入らない点は

  • 妙に作られた高音域。簡単に言うとキンキンした音。Nomad だと標準では弱いくらい。EQ で高音を持ち上げても nano より自然。
  • 突然、ピーク値が高くなるよう場面で、音が正しく再現されない。ブツッという音か、音が切れる。これは、VBR192Kで音質をさらに良くするように指定してあるものだけで発生しているので、単にVBRを使っているだけならば発生しないのかもしれない。とはいえ、Nomad では発生していなかった問題である。
  • こもった感じの中低音。何か頭を押さえつけられているような...
  • EQ の自由度が低いこと。

まぁ、気に入らない点がこれだけあっても踏みとどまったのは、メモリータイプで4Gであること、デファクトであるiTunesが利用できる事、アフターマーケットの豊富さ、Creativeの新型が帯に短したすきに長しで戻る事を後押ししきれないことなどであろう。
あと、最初に書いた通り、曲は全て「午後のこーだ」でエンコードしたものであってiTunesは利用していない。iTunesを利用したら違う結果になるかもしれない。気が向いたら試すかもしれない...

で、今日発見した事は、iPod 標準のイヤホン(インナーイヤーヘッドホン)だと、高音のキンキン感がなくなる事。私が利用していたのはソニーのMDR-EX71だが、音質は間違いなく iPod 標準より良い。しかし、これがまたソニータイマーよろしく、つい先日ご臨終になってしまった。同じのを買おうと思ったが、iPod での利用を考えると勿体無いと考え直し、1ランク下のMDR-EX51を購入。自分的には何となく許せないのだが性能活かしきれないのでは仕方が無いと割り切った。まぁ、次の出張時には役立っていただこう...