松茸

もう、手放してしまった M1000 だが、同僚がまだ使っていることもあり、役に立ちそうか「リュウド、M1000向けのBluetooth折りたたみキーボード」を読んでいると...

日本語入力は、専用の日本語変換システム「松茸 for M1000」(管理工学研究所)を利用する。

最近は、すっかり名前を聞かなくなったが、まだ「松茸」が現役なのには驚いた。
知らない人も多いだろうが、MS-DOS でのワープロ黎明期に、一太郎と共に一世を風靡した「松」やカード型データベースで人気のあった「桐」を作っていた管理工学研究所がら発売(同梱だけだったかも...)されていた IME である。どちらかというとパワーユーザーに人気があったと思う。

ふと思い出すと、ATOK、松茸、VJE、WXG などと色々あった IME も、Windows の世界でまともに生き残っているのは ATOK だけである。MS-IME も最初は WXG (またはその前のバージョン) を基に開発されていたはずだが、当の WXG も駆逐されたと言って良いだろう。やっぱり、OS 標準の強みである。かくいう私も、VJE から Wnn 98、そしてMS-IME に乗り換えた。会社で数台、家でも2台となると、設定も億劫になるし、ライセンス料も馬鹿にならない。

と、言いつつも、時々わけのわからない変換をしてくれてしまう MS-IME にちょっと嫌気がさしているのも事実。ちょっと気分転換に最新の ATOK でも使ってみようかなとも思っている。