ヒマラヤ

山の話だと思った人、残念ながら外れです。
脆すぎないか東証のシステムを読んでいると、現HPのNonStopが世界中の証券会社で使われているという。会社の同僚が元タンデムなので確認してみると確かにそうらしい。ニューヨーク証券のブラックマンデーの時は、処理要求が増加していく脇でシステムをその場でどんどん追加して乗り切ったなどという伝説があるらしい。どれどれと、HPのサイトを見てみると、確かに事例として出ている。
以前の会社で、某航空会社向けシステムのコンペでIBMと争ったのだが、その時に使ったのがNon Stop Himalaya(型番は10000だったような)だった。その時でも色んな伝説を聞いた事もあったし、昔のビジネスショーなどでCPUボードを抜き差しするデモを見て感動したものだった。買収につぐ買収で、もう将来は無くなってるのかなと思ったら証券業界ではデファクトだったのかと今さらながら驚いている。
で、ネタ元の東証ディスク容量が問題だったとのたもうている。まさしく東証の「と」は「とほほ」の「と」である。
ディスクの追加できないシステムなんて想像できないのだが、ディスク容量の増加はあまりにも極端なので、ちょっと前のPCのように(E-IDEやBigDiskの出始めの頃)、昔のシステムでは大容量が扱えないのだろうか。いくらメインフレームだと言っても、ちょっとおかしい気がする。東証もNonStopを検討した方が良いかも。